RIDGE MOUNTAIN GEARの始まりは、僕が自分でミシンを踏んで縫った、小さなプロダクトでした。
素材に触れ、縫い方を考え、ひとつひとつ確かめながら形にしていく。自分の手でつくることで、納得できるところまで向き合い、安心して「これでいい」と言える。生産を工場にお願いするようになった今も、その感覚を大切にしています。
シャツが得意な工場、カットソーに強い工場、キャップに特化した工場、パンツをきれいに仕上げられる工場。それぞれの現場に、長年積み重ねてきた技術や経験があります。つくりたいものを形にするには、その仕事を知り、信頼して相談できる関係が欠かせません。
だから、生産先をコストだけで決めることはありません。実際に足を運び、話をして、つくりたいものを共有する。試作と改善を繰り返しながら、工場のみなさんと一緒に仕上がりを追求してきました。
気になることを率直に話し合えること。良い仕事に見合う対価や、無理のない納期を大切にすること。そうして、お互いに無理のないリズムで、長く付き合える関係をつくりたいと考えています。製品の多くが日本でつくられている理由も、その延長線上にあります。
製品にはRIDGE MOUNTAIN GEARの名前がついていますが、その一つひとつには、工場のみなさんの技術と日々の仕事が詰まっています。そのことを、ブランドの名前とともにお客様に伝えていきたいと思っています。
どんな工場で、どんな人が、どのように手を動かしているのか。どんな工夫が、製品の仕上がりを支えているのか。工場のみなさんの協力を得ながら、その姿をできる限りお伝えしていきます。
手元にある道具や服をつくった人たちのことを知る。そのことで、製品にも、それを生み出す現場にも、少し親しみを感じていただけたら嬉しいです。



